2010年2月4日朝青龍は引退しました。土俵の内外でたくさんの話題を振りまき、相撲に興味のない世間の人々からも注目を浴びた横綱。初場所中に引き起こした騒動が引退の直接の引き金となりました。「自業自得」とは断髪式の宣伝用ポスターに書かれた言葉。あと2年は相撲を取りたかったと未練を残しながらもこうなったのは自分にも責任があるという事も理解しているよというメッセージでしょうか。

・初っ切り
・太鼓打ち分け
・髷結い実演
・十両取組
・朝青龍土俵入り
・インタビュー
・断髪式
・幕内取組

とくに変わった出し物などは無。いたってシンプルなものでした。
髷結いは朝赤龍。

土俵入りの準備を終えて花道奥に現れた朝青龍。
その姿を一目見ようとたくさんの観客が集まっています。
断髪式は本場所と違いチケットチェックを行いません。通路に立とうが柵に張りつこうが注意する警備員もなし。だからこの様な状態になるのです。はっきり言って無秩序です(笑)


土俵入りの後、そのまま土俵に残ってインタビュー。
一切メモも録音もしてこなかったので、話の内容は今となってはもうわかりません。 物凄く後悔してます。
ちなみにインタビュアーはNHKの藤井アナウンサー。

いよいよ髷とのお別れです。モンゴルの首相をはじめ、380人が鋏を入れました。行司の指示に従い、数本ずつ髪を切っていきます。
モンゴルから招待された方々は半分以上が政治家。その為溜りや枡席AはSPがうろついて妙な雰囲気。




最後は師匠・高砂親方による止め鋏。

土俵を下りる前に娘のイチンホルロちゃんから花束の贈呈。この後息子のジャミアンドルジ君の番がくると、朝青龍は土俵中央へサッと移動して「おいでおいで〜♪」の仕草。
ここで最前列の報道カメラが立膝になったので花束を渡すところは見れず。
去る時に土俵にキスをしたのですがこれも報道カメラに遮られ全く見れず。ま、ニュース映像で見れましたけどね。