平成17年3月場所で撮影した写真を基に解説していきます。

結びの一番で勝った力士の方屋から土俵に上がります。

立行司から弓を受け取る時は懸賞金と同様に手刀を切ります。

頭上で弓を手の中で3回転させた後、８の字に大きく回します。
最初はゆっくり、段々スピードが速くなっていきます。綺麗に回せたら拍手をしてあげましょう。

体の周りを3週回します。
続けて弓で掬う動作を3回2回の順で左右行います。
結びで勝った力士の方屋から順に行うので必ずしも右からとは限りません。

弓を目の前で垂直に立てた後肩に担ぎます。

弓を担いだまま四股を踏みます。
横綱の土俵入りと同じように右→せり上がり→右と行います。
「よいしょー！」と掛け声を掛けてあげましょう。

弓を右手に持ち、二字口へ。
二字口へ付いたら土俵中央の方へ向き直りながら弓を左手に持ち替えて蹲踞。
(私はこの弓を持ち帰る動作が好きです。)
右手を斜め下に差し出し(勝ち名乗りを受ける時と同じ動作)土俵を下ります。

向正面で蹲踞をして見守っていた立行司も立ち上がりお辞儀をして土俵を下がります。
呼び出しの柝が入って全て終了。