舞の道
元小結・舞の海と大相撲のサイト。勿論アンオフィシャル
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>>1994年
場所 番付 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 成績
1月 前頭12 08勝7敗

++通算100勝目++
3日目の北勝鬨戦。秘儀・八艘跳びをまたしても北勝鬨相手に披露した舞の海。変化をせず頭を下げて
真っ直ぐ当たってくる力士に極めて友好なこの技。北勝鬨はその典型なのです( ̄m ̄*)
本人も「世界新記録」と笑う程の高いジャンプを見せてくれました。

初日の琴稲妻戦では追い詰められながらも起死回生の打っ棄り、寺尾との人気者対決では切り返し、
更には一番の苦手だった貴闘力に初勝利するなどたった8勝とは思えない彼らしい相撲が光った場所でした。

場所 番付 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 成績
3月 前頭07 06勝9敗

 

場所 番付 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 成績
5月 前頭12 10勝5敗

技能賞獲得(4回目)

場所 番付 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 成績
7月 前頭04 09勝6敗

++2日目++
大関・貴ノ花(後の横綱・貴乃花)に土を付けた大一番。
立会い諸手できた貴ノ花だがそれを掻い潜り、舞の海は懐に入ることに成功。得意の左下手を取ります。
貴ノ花が肩越しに上手を取り前に出てきたところを利用して切り返し。この場所は貴ノ花にとって綱取りの
かかる大事な場所。更に対戦成績は舞の海の0勝6敗と一方的。誰もが貴ノ花有利と考えていたはず。
それを 2日目に黒星という、相撲協会的にはマズイことを仕出かしたのでした(笑)
++5日目++
この日は関脇・武双山(後の大関・武双山)と対戦。
武双山に攻められ土俵際まで後退した舞の海。腕捻りを試みたところ失敗して武双山に背中を向けてしまい
万事休す!と思ったら俵を伝って左へ回り込み体勢を立て直し武双山と向き合うことに成功。
再び頭からぶつかってくる武双山に対し舞の海は小手投げで応戦。「平成の怪物」武双山がこれで簡単に
土俵の外に出るわけが無い。また武双山舞の海の背中について振り回します。
すると舞の海はまたしても俵ギリギリで回転して残すのです。
そして武双山が強引に振った時舞の海が左を深く差すことに成功。廻しの結び目の向こう側をしっかり掴むと
左足を武双山の右足膝裏にあてて切り返し!目まぐるしい攻防の中、12秒の戦いを制したのでした。
取組後、「もう1人の誰かが支えてくれてるみたい」と本人も驚きのコメント。
流石に左下手のみでは生き残れないため考えた技が切り返し。この場所はそれが見事にはまりました。
自己最高位で勝ち越し。先場所に続き技能賞獲得(5回目)

場所 番付 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 成績
9月 西小結 02勝13敗

 新三役。ついに小結になりました!前の場所の活躍のお陰でメディアの注目はかなりのものでしたが・・・・・。
2日目の貴闘力戦で左腕を負傷。上腕二頭筋断裂。箸すら持てないほどの重傷で、
これが影響して大きく負け越してしまいました。

〜場所後の診断ですぐ手術をするよう言われた舞の海。ですがメスを入れると二ヶ月の安静期間の後に
リハビリを3ヶ月。元に戻るには1年かかるとのこと。手術をするかしないかの選択を迫られます。
いろんな人に相談した結果、手術せずに相撲を取りながら治療する方法を選びました。
利き腕の怪我は生まれて初めてのこと。
左が使えないと相撲にならないのですからこの時は本当に辛かったと思います。 〜

場所 番付 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 成績
11月 前頭08 08勝7敗

傷めた左腕の回復は50%。途中連敗もしましたが、小錦(現タレント・KONISHIKI)との体重差174キロ対決での
うち掛けや湊富士戦でみせた足取りなど彼らしい取組もありました。

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